パンに切り込みを入れる場合があります。 たとえばバケットなど焼く前に切り込みを入れます。 そして、焼きあがったとききれいな模様になります。 ただの飾りで、見た目のため、だけではありません。
クープを入れるのは、パンのふくらみを増すためです。 クープを入れないと、表面が内部のふくらみよりも伸びないので、 全体的に大きく膨らまない。 そのため切り込みを入れます。 また、バターを入れないパンは表面の伸びが少ないので、特にクープを入れます。
クープを入れるときは全体のバランスを考えて、長さ、深さ、本数を決めてください。 また、クープは、垂直に入れるのではなく、横に倒して斜めに入れてください。 蓋を作る感じです。蓋になっているところは焼けて固まらないので、その部分が伸びていきます。 クープのバランスが悪いと形の悪いパンになってしまいます。 きちんとクープを入れると、見た目も美しくパンがおいしく食べれます。
ポイントは、切れ目が、全体に入っているか、真中だけではなくて、ある程度端まで切り込みがあるか。 切り込む深さは、膨らみのあるパンは深くしてください。切り込みを数多く入れれば、深くする必要はありません。 またよく切れるナイフや、簡単に研いだ包丁で切りましょう。よく切れないとパンの形が崩れてしまいます。
クープの入れ方を自分でアレンジしてみると色々な模様ができ面白いです。
種類
- 十字
基本の十字です。 - 格子
大きなパンは十字ではなくこちらで - ひし形
少しデザインにこだわりたい時 - しましま
フランスパンなど。クープが上下で重なるように - 一本
細長いフランスパン系の場合 - 葉っぱ
ふくらますよりも模様にこだわる場合 - サッカーボール
ゴールを決めろ!六角の場合亀になります。 - ネコ型ロボット?
実現は難しい?